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年をとっても元気でいる3つの秘訣

「年をとっても元気な人の特徴ってありますか?」と聞かれたことがあります。

自分の親が年老いてくる、ずっと元気でいてほしい、そう思うのは

当然ですね。またある程度の年齢になると自分自身も「老い」を感じる瞬間があります。

「ずっと元気でいられるだろうか?」と不安にもなります。

年をとっても元気な人、介護・医療の仕事をしていると、やはり特徴はあると思います。

今日は年をとっても元気でいる秘訣をお教えしましょう。

①暮らしの中で頭と身体を動かしている
②姿勢が良い
③趣味と役割を持っている

 

私見ですが、上の3つはデイサービスなどの利用者さんなどをみていて、感じる「いつまでも元気な人」の共通点だと思います。

 

 

①暮らしの中で頭と身体を動かしている

人は年を取ると、やはりマンネリ・ルーチンで生活してしまい、頭と身体を省エネ化していこうとします。

これが楽なのですが、徐々に体力・気力を落とす原因になってしまいます。

暮らしの中で工夫したり、挑戦している人はいつまでも元気なのです。

いつもの家事でもちょっとやり方を変えたり、ひと手間加えたり、そんな工夫を楽しんでいる方はずっと元気!

 

②姿勢が良い

 

背中が丸まって猫背の方が多いです。若いうちは身体は重力に負けず、しゃんと伸びているのですが、だんだん負けてくるんですね。医学的には円背(エンパイ)と呼ばれます。これが進行すると、内臓が圧迫されます。

胃が圧迫される=食欲がない
心臓が圧迫される=全身の血流低下
肺が圧迫される=息苦しい
顔がうつむく=視野が狭くなり、周囲への関心が薄れる

 

姿勢の悪さが原因となり、徐々に元気を奪うのです。

 

③趣味と役割を持っている

「今年はデイサービスの庭でハスを咲かせたい」なんていって、きれいに咲かせた利用者さんがいます。肥料に煮干しを持って来たり、創意と工夫、そしてやり通す責任感をもっておられます。職員が脱帽する元気。

こういった方は「趣味と役割」をもっておられます。

これは一朝一夕には準備できないものなので、元気なうちから、誰もがこころがけておくことだと思います。みなさんも趣味と役割を持った生活をこころがけてみてください。

 

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