認知症を人間的に理解しよう 自分は何型?

認知症患者を「あっち側に行った人」と切り捨てる人が専門職にもまだまだ多いのです。そうではなく自分にも起こりうる人間的な変化だということを知っていただけたらと思うのです。
医師竹内孝仁は認知症(まだ当時は認知症という言葉はなく、痴呆症)を3型に分類しています。
痴呆の三分類
・葛藤型・・・イライラ、カッカする
まだお前の世話にはならん!というタイプ
・回帰型・・・懐かしい時代に戻る
子どもにゴハンをつくるので家に帰りますと施設を出て行こうとする
・遊離型・・・現実から遊離
ブツブツ、ボソボソ独り言、現実世界とは関わりが切れている
この竹内分類を私は一番信頼しています。なぜなら認知症がとても人間的なものだという優しい眼差しがあり、なおかつ明日からのケアプランが立ちやすいのです。

そして、この分類、歳をとる前から自分が何型になるか?ある程度予測がつきます。
皆さんも何型になるか自己診断してみてください。
葛藤型になる人・・・(現状に満足してないので)転職を繰り返す、マネーゲームに明け暮れる、銀行強盗など犯罪を犯す
回帰型になる人・・・(自分らしかった時代に回帰しているので)骨董品を集める、ナツメロばかり聴く、居酒屋で昔の武勇伝ばかり話す
遊離型になる人・・・(現実から遊離するので)引きこもる、日本は狭いと海外に飛び出す、新興宗教に入信する

こう考えると認知症というけど、日頃から行っている人間的なものだと思いませんか?もちろん若年性アルツハイマー病などは疾患として医療的治療が必要です。しかし、高齢になって現れる認知症状の多くは、我々がいつもしている人間的なあれこれであって、決して「問題行動」として抑えられるべきものではないことに気付いていただけるのではないかと思います。

僕は回帰型になりそうです。過去に回帰してネクタイを締めたりします。
そんな自分にリアルオリエンテーションしてくる人「あのね、会社に行くっての?もうあんた退職して何十年も経ってるよ〜」そんな対応ではなく、温かく見守って欲しい。
皆さんの予測はどうでしょうか?

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