ハライチの漫才を観たとき、直感的に「これはケアでとても大切なことを言ってるぞ」と思いました。
漫才を何度か見返して、気づきました。この会話はボケに対してツッコミを入れずに受け止めていると感じました。
たとえばペットを飼いたいという相方にどんなペットがいいのと聞いたところ・・・
場慣れしたペットがいい
とか
空気読むペットがいい
というのを、なんやねんそれ!とツッコずに、そうかそうかとツツミこんでいくのです。
食べられるペットがいい!という相方に
普通なら「コラッ!ペット食べたらかわいそうやろ!」とつっこむはずなのです。
でもハライチは違います「最悪な、食料が底をついたらな・・・『オイ、アイツ食べよう・・・』食べられるペットだからな・・・」
と切ない相槌を入れるのです。
いいケアをする人は、まず、いい受け止め手である、と思います。
ハライチの漫才はその手本を見せてくれています。
お笑いはコミュニケーションの宝箱。いろんなことを教えてくれます。